太陽光採用が急増、賃貸では2.5倍以上に
LIFULL HOME’Sの掲載物件調査で明らかに
太陽光発電搭載の戸建住宅・賃貸住宅が急増、特に賃貸住宅は24年は前年比で2.5倍以上となった。
その普及拡大に加速がついている。
太陽光発電を導入する住宅が2024年に急増していることがLIFULL HOME'Sの調査で明らかになった。
同調査は、LIFULL HOME'Sに掲載された物件のうち「太陽光発電」のワードを含む物件掲載数を全国・東京・東京23区の3エリアで調べたもの。同調査によると、太陽光発電の設置は2021年から年々増加傾向にあったが、特に24年に急増した。24年の太陽光パネル設置済み物件掲載数(全国)は、賃貸住宅で32万5488戸(前年比153.5%増)と2.5倍以上、戸建住宅も11万112戸(同71.2%増)と大幅増加だ。ただ、マンションについては賃貸・戸建と傾向が異なり減少傾向が続き、5556戸(同3.8%減)と、21年の8040戸から減少傾向が続く。
太陽光発電導入については、先に閣議決定された第七次エネルギー基本計画で再エネを「主力電源」と位置づけ、2040年度の電源構成比の見通しとして太陽光発電を23~29%とした。国がその導入を強く後押しするなか、今年4月には東京都や川崎市による一定の事業者を対象とした太陽光発電の設置義務制度が施行となる。補助金など支援制度もあり、太陽光発電の導入拡大に加速がつきそうだ。

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